西アフリカの通貨

(写真が見つからないので、お札で代用させて下さい)
5000CFA(セーファーフラン)札。当時は未だユーロが流通する前。1FF(フランスフラン)=100CFA換算だったので、1FF=17円とすると約850円に相当。

土産物

・Shangri-La ホテルの布製Laundryバック ※シンガポールでtransit宿泊
・木製の仮面
・派手なアフリカの民族衣装(実家の押し入れに眠っている筈)

旅行サマリ

シンガポール(1泊)経由パリ→ バマコ(1泊)→セバレ(1泊)→モプティ(2泊)→ドゴンの村trekking (2泊3日)→モプティ→長距離バス(1泊)→バマコ→帰国へ
※他に往復とも機中泊で11泊12日

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(未稿)

写真

あまりに古い事なので写真を見つけられない。(失礼)

旅した時期

1999年9月

旅の目的

マリに行く半年前、香港・尖沙咀の胡散臭いあの重慶マンションのエレベーターで、恰幅のイイ黒人男性5人とハチ合わせした。何かハプニングがあった訳ではないが、無言の圧力が掛かった。元々はアルジェリアに行きたかったのだがずっと治安問題を抱えていて入国できないので、だったらこの機会に黒人に免疫を付けたいと思った。それが第一の動機だった。

他に挙げるとすれば、泥で作ったモスクを見てみたいとか、「地球の歩き方・フロンティア編」に載っていたドゴンの村をトレッキングしてみたいとか、この時はブラックアフリカを体験するのが初めてだったので漠然としていた。ただ、西アフリカなら、観光資源が豊かなマリだな、って事で即決だった。

旅の準備タスク

情報収集: 知りたいのは治安に関する事。外務省のHPは見たものの、だいたいアフリカで白く塗られているエリア(危険なし)なんて珍しいので、読み取り方は人それぞれでしょう。他に、旅行人・蔵前仁一さんの本を読んだ。確かタイトルは「ゴーゴー・アフリカ」だったと思うけど、ドゴン村での長々とした挨拶が記憶に残っている。

ガイドブック: ブ厚いLonely Planet「WEST AFRICA」編を持参した。確か4cmくらいあったけど、流石に写真ばっかりのフロンテフィア編では無茶だと思った。英語は読めなくても地図が付いているだけで嬉しかった。

VISA取得: 当時、浜松町か田町のマリ大使館に出掛けた。普通よその国で想像する大使館は一戸建ての建物だけど、ここはオフィスビルのワンフロアにアフリカの大使館が10ケ国くらい入居しているビルだった。と言っても雑居ビルではない。兼松の関連するビルだったと思う。本当にマンションの一室くらいのスペースで応対してくれ、確か即日発給されたと思う。治安について聞いてみると、日本人女性staffは「大丈夫ですよ」というだけ。信じるしかない。

予防接種: 黄熱病の予防注射は必須なので受ける。他の予防接種はキリがないので全てパスした。 詳細はこちら のAmebaブログ記事 「黄熱病のイエローカードは一生モノ」をクリック!

マラリア対策: これが最重要事項!
薬としては蚊取り線香とキンチョール。それと、腕に巻いておくだけで蚊が近寄らないとかいうバンドを東急ハンズで買った。
蚊帳も欲しかったけど、宿で吊るせるのか怪しいし嵩張るので買わなかった。その代わり、頭だけ覆えるネットを持参した。夜はそれを被ってみたけど、流石に暑苦しいので1日くらいで止めた。

衛生面: もし病院で診察を受ける事になっても注射針が衛生的なのか判らない。なので、掛かりつけの医師に注射針と注射器が欲しいと頼んだけど笑われて終わり。その代わりに合成抗菌剤のクラビットを7~10日分ほど処方してくれた。

その他のグッズ: この旅の直前に購入したものいくつかある。先ずは寝袋だ。もしかして野宿もあると覚悟したけど、アフリカは暑い筈だと思い最も薄いタイプの寝袋をchoiceした。他にレインコートやライト等。

旅の断片

(先ずは項目だけlist-upしてみた。詳細は整理中)

・AF便がとにかく陽気で濃い一体感

・とにかくしつこい勧誘

・当日中にバスが目的地まで到着しない

・停電しているから夜空は綺麗

・ゴミはそこらに落ちている

・飛行機は必ず飛ぶ訳ではない

・ジュースの値段は変動制

・アフリカンネームを貰う

・ドゴン村トレッキングの契約交渉

・ドゴン村トレッキング(2泊3日)

帰国後

やっぱりドラマがあった。帰国して2週間くらいしたら、いい具合に熱が出る。普通の風邪だろうけどもしかしてマラリアに罹って熱発したかも知れない。何度も蚊に刺されているし、不安になる。で、慈恵会医大病院に熱帯医学の外来があるのでわざわざ診察を受けてみる。あまり変な病気を会社に持ち込むのも憚られるし、気が気ではなかった。結果として、マラリア検査は陰性でホッと安心した。

インドに行く事でどんなに不衛生な環境でも人は生きていけると判った。だいたい日本は清潔すぎるので、アレルギー性鼻炎とか皮膚炎が多いのかも。そして、無事にマリから帰って来られた事で、暑い所でも怪しい所でも地球上ほぼどこでも旅に行ける(+帰って来られる)なあ、そんな自信が付いたのが何よりの収穫だった。但し、極寒の地は未体験なので判らないけど、普通の雪山なら人より1~2枚少ない衣類で十分凌いでいるのできっと大丈夫じゃないか。

(2019年10月_Ver0.1作成)
(2019年11月_Ver0.5改定)