Mt.Chougatake(GWの蝶ケ岳)
This article is written in English and in Japanese.
この記事は、上高地・徳澤で出会った外人さんへ写真を共有したかったので、先ず慣れない英語を添えて写真メインで書きました。ただ、英語では表現できる事は限られてしまうので、後半に日本語版もあります。
In English
DATE: 3.MAY.2019 – 4.MAY.2019
ROUTE: Tokusawa → Mt.Chougatake → Tokusawa
ALTITUDE: 1555m 2677m 1555m
TIME: 5 hour 4 hour
HOTEL: Mt.Chogatake Hutte
< Mt.Hotakas >
I always looked at Mt.Hotaka from Kappa-bashi Bridge, in Kamikochi. I have wanted to see Mt.Mae-hotaka, Mt.Oku-hotaka, and Mt.Kita-hotaka, at same height. Last summer I had climbed to Mt.Chogatake, but I could not seen anything because it was covered with cloud.
Then, I challenged to climb to Mt.Chogatake again. I started from Tokusawa early in the morning, and climbed up to Mt.Chogatake.
< ALTITUDE: about 1700m >
<< about 2000-2200m >>
Almost trail was covered with deep snow. Then, we must took a crampons with twelve hooks. It was a sunny day. The sky was pure blue.
<< about 2500m >>
There are less snow on the ridge line, because of strong west wind. The forefront mountain is Mt.Choyari. The rear mountain is Mt.Jonen, that is very famous in Japanese North Alps. Its altitude is about 2857m.
< thunderbird > < ridge line >
I could found several thunderbirds on the ridge line. Red one is a male bird. I could enjoy nice spectacle toward Mt.Hotaka on the summit of Mt.Chogatake. I stayed at Mt.Chogatake Hutte one night. Over one hundred persons stayed there.
< sunset & sunrise>
< Mt.Chogatake Hutte >
In Japanese
先ずは一言で総括すると、2日とも晴れていたのに稜線に出ると夕方も翌朝も雷鳥の家族を見られたのは幸い。白い冬毛がそこそこ残っていた。彼らはトコトコと鈍そうに歩く。飛べない鳥かと思っていたら、スーッと飛んできて私の近くに降り立ってくれたのがまた嬉しかった。
さて、昨年のGWは前泊の徳澤園で迎えた朝に雪が降っていて参った。でも今年は快晴に恵まれてラクに上がれる。と言っても、相手は蝶ケ岳なので長い登り坂だ。登山道の8~9割は雪に覆われていた。なのでアイゼンは必須。高度を上げるにつれて、クマザサが雪に隠れていき、でも樹の周囲だけ木の温度で雪が溶けていくのかポッカリ穴が空いていた。
夏だと長塀山の看板が確かにあったのだが、雪で埋もれて見当たらず。もう印象も朧げだったしそろそろ4時間歩いた事もあって、そこを通り過ぎてから下りの登山者に「長塀山ってどこ?」と聞いてしまったくらいだ。
山頂では穂高も槍ケ岳も常念岳も綺麗に見える。
手前には蝶槍もある。そう、去年8月にここに辿り着いた時にはガスで何も見えなかった。だからこそ、余計にこの綺麗な景色がありがたかった。西風が強いのか稜線に出ると、雪が吹き飛ばされて西側には殆ど残ってなくて、あるのは東側ばかり。八ヶ岳と同じだ。
蝶ケ岳ヒュッテは夏よりもかなり混んでいた。5/3だからGWの中でもとりわけpeakなのだろう。夕食も3回に分かれていた。ここのゴハンは柔らかくて炊けていて私の好みなのだ。
部屋は雑魚寝。枕は3つで、掛布団と毛布は2つ。それを三重県から来られたご夫婦と3人で上手く融通して眠る。あれこれ話したがかなり長距離を登り倒してきたtoughなご夫婦だった。三重県の伊賀方面は関西弁なのかと初めて知った。ただ、大部屋で寝ていた他の客から「眠っているのにウルサイ」と叱られてしまい、小さくなって部屋から退散した。
同じルートを登って下った。登りは淡々と行けるのだけど、下りは苦手。一体何人に追い越されていったのか、自分でも悲しくなる。何度か休憩しながら、目印になりそうな徳澤園の赤い屋根を探す。途中で梓川がかすかに見えるのだが、なかなか出てこない。「徳澤まであと1km」って看板も悩ましい。そこから1時間くらい降りていく羽目になるし、他の登山者も「あの看板は明らかにおかしい」と笑っていた。