森吉山③(樹氷あれこれ)

青と白の眩しい世界

樹氷の写真をあまりにもたくさん撮ったので、本日はその続き。流石に100枚も載せては格好が付かないし10枚くらいに厳選しました。とにかく空が濃く青い!

<樹氷の続き(2)>

<山頂はあの先端部、風向きのせいで角度によっては黒い部分も見え隠れ>

<ゴジラみたいな樹氷、頭でっかちの樹氷>

<山頂直下のもっこりしたのは岩なのか、森吉山山頂の碑>

<山頂の景色、スキーヤーは登りが大変>

<帰りはみんな自由にコース取り(2)>

とにかく快晴に恵まれた事に感謝。前日のホワイトアウトのままでは帰れないし、リベンジできて良かった。

ウサギの足跡

帰りのゴンドラで下を覗き込んでみると、ウサギのトレースが沢山ついているのを発見した。ちょうどクロスして飛び跳ねて行った跡もあった。2枚目の左上から右下に付いているトレースはダブっており、2匹のウサギが連れ立って跳ねていったように見える。

<ゴンドラ山麓駅、ウサギのトレース(2)>

特急いなほで羽越線を南下

最終日は、秋田内陸縦貫鉄道の阿仁前田駅を8:55に出発して、16:30新潟着。ルートとしては、角館を経て、秋田新幹線で秋田駅へゆく。秋田駅で少し乗り継ぎ時間があったのでランチを物色すると、気になる看板が目に飛び込んできた。

何コレ! 60分で880円はいくらランチ時でも安すぎるんじゃないか。しかも、飲み放題はビールだけじゃない。ウイスキー、サワー、安めの日本酒、ソフトドリンクまで豊富に選べる。これはもう迷う事はない、この寿司屋に即決した。

<880円飲み放題、秋田駅ランチは寿司>

時間の都合上、30分くらいしか粘れなかったけど、水がわりに小ジョッキを3杯呑み干した。昼間からあまり呑むのは良くないけど、この日は麻酔代わりにアルコールに頼りたい気分だった。あと30分あればもう2杯はイケただろう。

特急「いなほ」は羽越本線をずっと日本海沿いに南下していく。

<いなほ、日本海を覗き見る(2)>

山形県に入ると吹浦、遊佐、酒田、鶴岡、三瀬、あつみ温泉とかつて降りたことがある駅が続いていく。イチ押しは鶴岡だ。湯川田、湯野浜、由良、あつみと温泉天国で、しかも庄内地方はだだっちゃ豆や庄内メロン、口細カレイなど食が豊かで美味しい。この辺りの民家の瓦屋根は黒々と艶光りしている。特別な釉でも使っているのか、かなり特徴的だと思う。以前、地元の方に聞いてみたけど、当たり前すぎる質問だったようで答えに窮しており、明確な答えは得られなかった。

車窓左手には鳥海山が独立峰としてドンと構えている。鳥海山は秀麗でかなり好きな山だ。初めてこの山を見たのも真冬だった。その後で夏に3回登った事があるけど、とにかく花が多いので目で楽しめるし、七五三掛で千蛇谷コースをchoiceすると8月でも登山道にドンと雪渓が横たわっており、そこを歩いていく。天気が良ければ、登山しながら脇からすぐ近くに日本海も望める。しかも、山頂小屋に泊まると夜暗くなってから日本海に浮かんでいるイカ釣り舟の灯りが見えたのにもビックリした。私はいつも象潟駅から乗合タクシーで鉾立登山口へ、そこから入山していた。確か酒田から鉾立口へ行くバスは廃止されたと思った。

<鳥海山、鼠ヶ関~村上あたりの島影は粟島か>

もしかしてこれが、昨年11月に行こうとして羽越線まで乗ったのに連絡船が欠航になった粟島かも。また今度来てみよう。

新潟市内で友人と呑んだ。都合により立ち呑み屋に入りたかったのだが、そんなに都合よく見つかる筈もなく駅前ではしごする。新潟一の繁華街・古町にも行ったのだが、新型コロナの影響なのかあまりにも閑散としていてすぐに駅前に引き返してきた。

この旅はこれで終わり。8日間有効のJR切符を持っていたので本当ならもう少しゆっくりしたかったのだが、事情によりこれで東京に引き返した。

と言うのも、ストレッチで肉離れしてしまったのか尻に激痛が来てしまった。とにかく座っているのが堪えがたい苦痛。しかも、特急いなほに長時間座っていたら更に痛みが増してきた。もうヤマとか温泉どころの騒ぎではなくなった。そんな理由で、新潟では立ち呑み屋を物色していたのだ。

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