私がオススメするカヌー・カヤックツアー

このところ、このHPとAmebaブログを2つ更新している。いくつか例外はあるが、多くの記事はAmebaブログに投稿した後で微調整を施した後に当HPへアップしている。よく読まれている記事は、やはり圧倒的に直近で投稿した記事だが、中には1年以上前に書いた記事なのに何度も読まれる記事もある。それが、
・屈斜路湖~釧路川源流カヌー
・釧路櫃限
の2本なのだ。

いずれも、2019年6月に道東を旅した内容だけど、検索サイトでたまたま上手く引っ掛かるのか、やはり道東の旅だと情報が少ないだけに需要があるのか定かではない。もしかしてヤマ旅より海旅の方が人気があるのだろうか。まあそれはさておき源流部では清流が続いており、初めて水はこべを見る事ができた。釧路湿原では10年くらい前にも漕いでおり、実はリピーターになのだ。北海道ではキタキツネやサギ、オジロワシなど動物と人間の距離が比較的近いのも嬉しい。

そんな訳で、今回はカヌー・カヤック旅についてちょっと紹介したい。書きたい事はいろいろあるけど、先ずは2点に絞った。
・カヌーとカヤックの違い
・オススメの国内ツアー(3社)を紹介

いずれ稿を改めてカヤックとの出会い、国内でのプチ転覆、NZでの楽しみ方、 NZワンガヌイ川での事件などについても書いていきたい。

カヌーとカヤックの違い

この2つ似ているけど形も漕ぎ方も異なる。カヌーは、一艇に2人以上乗って、1人が右を漕いだらもう1人はバランスを取って左に漕ぐものだ。カヤックは、1人乗りも2人乗りもあるけど、それぞれの人が両手でパドルを握って胸元辺りに8の字を描きながら左右を交互に漕いで進むものになる。

カヌー<2019年、釧路川源流と釧路湿原にて>

目線はカヤックの方が水面に近いので一体感がある。転覆のリスクに関しては未だsureに語れるlevelではないので省略するが、総じてカヌーの方が確率が低いと思う。漕ぐvariationとか複数艇での楽しみ方はカヤックにブがあるんじゃないか。 

カヤックに話を絞ると、船体はシーカヤックでよく使われているプラスチックッぽい樹脂のopen型が1つだ(タイプA)。奥多摩辺りで見かけるやや丸っこいカヤックは回転に適しているので激流に向くらしいけど、静水で直進するのは技術が要る。安定性は欠くけどスピードが出るスマートなカヤックもあり、それはスプレースカートを履いて端をカヤックの周囲に巻き込んでから出発する(タイプB)。こうするとカヤックと人が一体化するので、艇内に水が入って来ない。もしチン(=沈没)してもエスキモーロールを習得すれば直ぐに反転できる。ガイドさんのリカバリ・テクニックを見てカッコイイなと思ったけど、私は未だそんな技を習得できていない。

カヤック_タイプA <2017年12月、NZハーヘイにて>
カヤック_タイプB <2020年7月、積丹にて>

漕げる場所は、静水(湖とか池)の他に川や海がある。東京に住んでいるとなかなかどこで漕げるのか判らないけど、私は那珂川と奥多摩(白丸湖)で楽しんだ事がある。次は長瀞方面でもやってみたい。他の地域と海外でのカヤック経験に関しては、以下ページを参照下さい。

で、レンタルで漕ぐ場合もあればツアーに参加する場合もある。未経験の方もいると思うので、ここではいくつかオススメのツアー会社を紹介する。これまで弊ブログではあまり固有名詞を表に出さないように気をつけてきたが、もしかしてニーズがあるのかと思い3ケ所ほど挙げてみる。

他に、サーフボードで立ち漕ぎするSUP(Stand Up Paddle)もある。私も駒ヶ根でtryした事がある。最初はバランスが取れなくて両足がブルブル震えた。体幹が大事。楽しいけど、SUPは静水向きだろう。ガイドさん曰く「女性はカヤックよりもSUPの方が親しみやすい」との事。

国内ではカヌー・カヤックツアーに15回以上は参加した事があるけど、その中でもこの3社は個人的に◎評価だ。それぞれにいろいろな経験をされているガイドさん達で、是非ともオススメする。では北から順に見ていこう。 

(1)釧路川・リバーアンドフィールド

こちらは冒頭に紹介した記事「釧路川源流カヌー」でお世話になった会社さんだ。時期は2019年。屈斜路湖畔にオフィスがあり、おおらかな暮らしをされているからこそtalkも穏やかで落ち着いていて良かった。

タイプ=リバーカヌー  ※HP紹介

http://www.riverandfield.com/

(2)北海道・積丹カヤックス 

こちらは今年7月に積丹の幌武意海岸(ピリカ岬や女郎小岩の辺り)でのカヤックでお世話になった会社さんだ。観光案内所のパンフレットには載っていなかったので、ネット検索で見つけた。天気や風向きの解説をして貰った事にビックリ。積丹の海を知り尽くした人だ。

タイプ=シーカヤック  ※HP紹介 

https://www.shakotankayaks.com/

(3)西表島・まんさく 

ここは2012年に西表島に行った時にお願いした会社さんだ。かなり興奮したので、翌2013年にもリピートしてしまった。まんさくさんは素もぐりもされる方で、なかなかdynamicなツアーを催行されている。足を海に浸した状態でtableを浅瀬に浮かべたままランチを作ってくれたのは衝撃的だった。外洋でカヤックから降りてシュノーケルを楽しんだ後で、勢いをつけてカヤックに乗り込む技も教えて貰った。どうしてもソフト対応な会社さんが多い中で、たっぷりと15kmも漕げたのも感謝だ。

タイプ=相当なvariationコースがあった!  ※HP紹介

http://mansaku.okinawa/

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