コロナ禍で見つけた春四景
いつもの年なら1~3月は雪山に登る。2021年の冬はコロナ禍でなかなかそれが叶わなかったので、ちょっと別の景色をいくつか見つけた。それらを一気にまとめて紹介。
いつもはAmebaブログに投稿した旅の記憶を1つにまとめてこのHPにアップしている。これらの春四景は、今年2月から始めたnoteに単独に投稿したネタのサマリ版でもある。
(1)引佐郡のミモザ
引佐郡の三岳山と立須に登った帰り、のんびりと井伊谷に降りていくと途中のみかん畑の一角に鮮やかな黄色い連花が目に付いた。これがミモザサラダのミモザだったのか。木に咲くにしては華やかな花だ。みかんの木より一回り大きな木に鮮やかな黄色い連花が咲いていた。1つ1つはブドウの房みたいだ。この時期にこんなに華やかな花があったのか。
(2)昔ながらのレンゲ
子供の頃、近くの田んぼにレンゲの花がたくさん咲いていたのは朧気ながら良く覚えている。どんな遊びをしていたのか自信がないけど、レンゲの花とカエルの鳴き声が同じ思い出の中に残っている。 大人になってこのかた、先ず見かけなかった。ヤマ歩きでは勿論の事、下界でも見ないので外来種に追われてレンゲの勢いがなくなったのかと心配していた。ところが、先日たまたま田んぼのへりを見たら、昔懐かしいのが咲いていたので撮ってみた。
(3)飯盛山の霜柱
雪山を歩きたくて、3月に清里から飯盛山に登った。南斜面ではあいにく雪が殆ど溶けていた。その代わり、霜柱がたくさん伸びていた。こんなに沢山見たのは初めて。中には5cmくらい成長してエノキのように見えるものもあった。霜柱の上端が隣り同士で連なりあって天井を形作っている所もあった。つい最近雪が溶けたばかりなのか地面はかなり緩かったので、ちょうど霜柱が育つのに適した条件が揃っていたのだろう。これも春の風景。
(4)三毳山のカタクリ
三毳山(みかもやま)でカタクリを発見。カタクリの道はまだ整備中で立入禁止だったためその近くの斜面で見つけた。カタクリに特徴的な葉っぱは隠れてしまっている。 3月前半のため、まだ時期的に花弁がそっくり返っていないのが多かった。
大月のカタクリは以下参照。