いろいろな角度から八ヶ岳を撮ってみた
サラリーマンのビストン登山を繰り返していたので八ヶ岳の稜線制覇は長かった。コマ切れだけど2017年にようやく南麓の観音平から蓼科山まで稜線が繋がったので、八ヶ岳はもう卒業したつもりでいる。
(1)真正面から東に回り込んでいく
でも、まだ毎年この山塊のどこかに登っているし、新しい発見もある。今年2月にも、北横岳から渋の湯まで南下していった。つい先日は清里から東山麓の飯盛山に登ってきた。
<2021.3、JR小淵沢駅の屋上展望台にて>
<2021.3、飯盛山の平沢登山口にて>
<2021.3、飯盛山にて>
いつも茅野方面から眺める事が多いので、八ヶ岳は南北に長く伸びている印象がある。でも、久々に清里・野辺山方面から仰ぎ見ると、八ヶ岳がやや西側にカーブしているためやや小ぶりに見えた。でも、阿弥陀岳が茅野側に退いているので、権現岳から先のキレットの窪みと赤岳への登りの険しさはこっちから見た方がくっきりと見られる。
(2)いつもの茅野方面や入笠山より
<2021.2、北横岳にて>
<2019.1、入笠山にて>
<2015.1、尖石・縄文の湯から見た蓼科山と北八ツ>
北横岳も入笠山も何度登った事か。下界はしっかり晴れていたのにいざ登ってみるとガスが掛かっている事もあって、常に遠くまで稜線を眺められる訳でもない。ヤマはとにかく天気次第だ。
(3)山頂からすぐ北隣りの峰を望む
<2018.2、根石岳にて天狗の釣り尾根を撮る>
<2017.9、編笠山にて赤岳方面を撮る>
最後まで残っていたのが観音平から編笠山~権現岳~赤岳の縦走だった。美濃戸から登るのと違ってキレットから登り返していくガレ場はなんとも辛かったなあ。
かつてはどの山もただのヤマだったけど、1つ1つ登っていく事で赤岳であり天狗岳でありそれぞれが固有名詞になってきた。蓼科山だって下界から見上げるといつも穏やかな山容なのに、山頂に立つとその山容とはあまりにも似つかわしくない光景に驚かされた。
歩くのが遅いので、八ヶ岳の山小屋32軒のうち半数には泊めてもらっている。小屋主さんにも小屋メシにもそれぞれの個性がある。そのうち、小屋の晩メシの写真を掻き集めて紹介してみたい。