GWの北アルプス唐松岳

2022年のゴールデンウイーク終盤に北アルプスの唐松岳に登った。出発の朝、下界から見た北アルプスは快晴に包まれていた。

<五竜と唐松、白馬三山>

山頂に向けて長い雪道をいくつも越えていく。1つ目がいきなりの急登で焦る。次の登りも斜度があって長かった。

<唐松の舳先が僅かに覗く(右は不帰ノ劍)、こんな雪道がいくつも連なる>

快晴で無風だったので、登りはTシャツ1枚で凌げた。唐松岳山頂も快晴。この1時間後にはガスに覆われてきたが、その刻々と変わっていく様も絵になる。

<唐松山頂まであと一息、頂上山荘を振り返って >

<剣・立山方面、五竜岳>

小屋泊まりで早々に消灯。夜中に暴風雨で小屋の屋根が飛ばないか、明日は無事に下山できるのか心配が尽きなかった。翌朝7時半くらいまで強風で振られないように体を屈めて下山した。幸い、両日とも雷鳥のつがいがトコトコ歩いているのを発見。

<雪に紛れてしまいそうな雷鳥、オスは頭部に赤い点>

ちなみに唐松岳は2020年夏にも登っている。この時には一挙に5羽の雷鳥と遭遇した。 ※参考(Amebaブログに5回シリーズで投稿。当HPには未収載)

https://ameblo.jp/cx0293/entry-12676461264.html

登りでは焦っていたので、扇雪渓も丸山ケルンも吹っ飛ばして歩いていた。下りは心の余裕があったので朝8時頃に丸山ケルンの右側を通過した事をメモしている。トレースの跡をそのまま辿っていたらルートから外れていた。もうアイゼンでザクザク降りていくのが気分いい。ちなみにフジ「ガリレオ」の映画「容疑者Xの献身」が丸山ケルン辺りの雪山で空撮していたとか。そう聞くと映画をもう一度見たくなるものだ。

個人的には白馬大池から小蓮華山に登る稜線がNHK「坂の上の雲」のエンディング映像に使われていたのが大好きだった。それを見たくて登った事もあったな。登りはどうにか元気だったけど、蓮華温泉への下山路でバテた。

<丸山ケルン、その前後で撮影(3)>

白馬三山は常にキラキラ輝いていた。かつて登った白馬岳と小蓮華山をようやく同定できるようになった。

<八方池にて、翌日の下山中>

写真メインの投稿であり、雪山の様子はいずれ追記する予定。

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